ビジネスマンの長期滞在や学生の長期留学など、海外で長期滞在することになった場合、渡航者はビザ(入国許可証)を取得するため、ビザ申請書類を滞在先の国の言語に翻訳して提出しなければなりません。
どのようにすればいいでしょうか?
このページでは、ビザ申請書類を翻訳する方法と翻訳会社を選ぶポイントを紹介していますので、参考にしてみてください。
結論からいって、ビザ申請書類を翻訳する方法は、翻訳業者に依頼することです。
なぜそういえるのか、理由を説明している下記の項目を順番にチェックしてみましょう。
ビザ申請でよくある例として、申請書類を自分で翻訳できないか?と考える人もいますが、残念ながら、ビザ申請書類は個人で行うことはできません。
なぜなら、一口にビザ申請書類と言ってもその数は膨大であり、留学の場合は「成績証明書」「卒業証明書」「戸籍謄本」「戸籍抄本」、就職の場合は「履歴書」「経歴書」「推薦状」「雇用確約証明書」「健康診断書」、結婚の場合は「婚姻証明書」「出生証明書」まであり、これら公的証明書を全て個人で翻訳することは不可能だからです。
加えて、ビザ申請においては一般的に、渡航先の当局から、個人による申請書の翻訳は却下されてしまいます。では、誰が翻訳したものなら審査を通過できるでしょうか?
個人では難しいビザ申請書類の翻訳ですが、プロの翻訳業者による翻訳なら申請書類として認められます。その理由は、内容的に正確で質の高いビザ申請書類の翻訳を求める渡航先の当局が、プロによる翻訳を求めているからです。
とりわけ公的書類や永住権取得の際には、個人は言うに及ばず、特定の翻訳会社でなければ受け付けないという国もあるほどで、国によっては、プロに翻訳してもらったことを証明する「翻訳証明書」の提出を求められることもあります。
従って、ビザ申請書類を翻訳するベストな方法はプロの翻訳業者に依頼することであり、それ以外の選択肢はないと考えましょう。
ビザ申請書類の翻訳会社を選ぶポイントは、できるだけ多くの翻訳会社の特徴や資質を比較して、最も信頼できる会社を見つけることです。
比較項目は、会社の運営歴や事業規模、資本関係、評判など色々ありますが、特に重要なのは、これまでのビザ申請書類の翻訳実績と、その分野に優秀な翻訳スタッフがいるか否か、です。
ビザ申請書類の翻訳実績が豊富で、スキルの高い優秀な人材がいれば、その会社には安心して翻訳を任せられるでしょう。
加えて、ビザ申請書類の翻訳における料金相場を知っておくことも重要です。なぜなら、翻訳会社を比較する基準に適切な価格設定があり、その適正は正確な料金相場を把握することで判断できるからです。
その料金相場ですが、会社によって価格設定に差があり正確なデータは紹介できませんが、概ね、1書類につき3,000~4,000円、単価は1文字につき15円前後と覚えてください。
※公式サイト上で翻訳の実例や取引実績を開示しており、問い合わせ・見積り対応が最短1時間以内の翻訳会社を、掲載されている実績実例数順で紹介 (ケースクエア:127件、NAIway:89件、ユレイタス:62件)※2021年8月調査時点)