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翻訳会社選びにお困りの方へ、おすすめの翻訳会社や参考情報を紹介。

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技術

技術翻訳を依頼するにあたって知っておきたいポイントをまとめています。

ポイント① 依頼したい分野の対応が可能か

技術翻訳とは、工業製品から医療、化学、ITなどのそれぞれの産業分野の技術的な文書を翻訳することです。
専門的な工学知識を必要とし、正確性や高いクオリティが求められます。上記だけではなく、技術翻訳の分野は多岐にわたります。以下が代表的な分野です。

IT

概要

IT(情報技術)とは、パソコンなどの情報機器やインターネットを使い、プログラミングやネットワーク構築などを可能にする技術の総称です。

翻訳時のポイントと注意点

インターネットユーザーの母集団がほぼ全人類に及ぶようになり、IT開発に求められる技術もきわめて専門的かつ高度なレベルに達しています。そのためIT 分野の翻訳も、通り一遍の知識ではまったく足りず、システムエンジニアクラスのプログラミングの知識が求められる場合もあります。「IT対応」をうたう翻訳会社は数多くあるので、高度な専門性を有しているか見極めることが重要です。

機械

概要

「機械」分野は、航空機・船舶・鉄道・自動車などの輸送用機器、工場で稼働する工作機械、コンピューターに内蔵される電子機器、原子力等、現代科学技術の最先端を走る分野です。翻訳対象としては、「マニュアル」と「特許」があります(特許については別掲見出しを参照)。

翻訳時のポイントと注意点

マニュアルは現場で機械や電子機器を操作するユーザーが使用するものなので、翻訳に間違いがあると操作ミス等の重大事故を引き起こす原因にもなります。そのため正確であるのはもちろんのこと、誰が読んでもわかりやすい明瞭な翻訳が求められます。

特許

概要

「特許」は、新しい技術的工夫を開発した当事者に独占的使用権を与える制度です。翻訳対象としては、特許出願明細書などがあります。

翻訳時のポイントと注意点

出願明細書などの特許文書は、翻訳にミスがあると本来保護されるべき権利が保護されなくなり、莫大な損害をもたらす原因にもなります。間違った翻訳を提供した会社は損害賠償責任を負うこともあるので、特許に関する広範かつ詳細な知識が求められます。

建設

概要

「建設」は建築と土木を総称する用語です。翻訳対象としては、工事技術に関する特許、設計図や施工体系図、役所への申請書などがあります(特許については別掲見出しを参照)。

翻訳時のポイントと注意点

建設に関わる書面に翻訳のミスがあると、役所に提出した申請書が認められません。また実際の施工にあたって図面等に間違いがあると重大な事故の原因にもなることから、翻訳にあたっては高度な専門知識が求められます。

医療

概要

「医療」には医学・薬学・化学が含まれます。翻訳対象は、医学論文、医療機器のマニュアル、医薬品の注意書き、特許申請書など広範囲に渡ります。

翻訳時のポイントと注意点

医療分野の書面には「人間の健康・生命」に直結する情報が記載されているので、文字通りの翻訳は命取りになることも。翻訳ミスにより医療事故が起きた場合は、翻訳会社が莫大な損害賠償責任を負う可能性もあるので注意が必要です。

管理

概要

「管理」には、メーカーの工場など製造現場において生産の進捗状況のチェックをする生産管理と、欠陥品の排除や品質の均整化を行う品質管理の2種類があります。翻訳対象としては、管理担当者が読み込むマニュアル、ISO9001などの品質マネジメントシステム認証に必要な関連文書などがあります。

翻訳時のポイントと注意点

管理に関係する書面は、メーカーにとって現場日常的に使用する書面ですので、明瞭で過不足のない翻訳が求められます。

また品質マネジメントシステムの認証は企業の信頼度を高める指標であるため、競合企業に先立って取得することに意味があります。したがって申請書類の翻訳にあたっては、品質マネジメントシステムに関する翻訳経験が豊富な会社を選ぶことが肝要です。

翻訳は博士号、修士号取得者、それぞれ実務経験があるエンジニアや研究者によって翻訳されるべき文書であり、知識や経験がない人では、とても翻訳できる領域ではありません。
正確性が必要とされる技術文書を翻訳する場合は、専門家を有する翻訳会社を選び、正確な翻訳をしてもらうようにしましょう。

ポイント② 技術翻訳の実績があるか

技術翻訳を翻訳会社に依頼する際の判断材料としては、技術翻訳の実績がしっかりとある点を判断材料として重視していきたいです。

上記で上げた分野は一朝一夕では習得することはできない内容です。
専門用語や工学用語が飛び交うビジネスの現場で利用される文書だからこそ、同じレベルでコミュニケーションができる翻訳会社が翻訳をするべきです。

もちろん、今まで述べたような今までの実績と専門家による翻訳だけではなく、技術翻訳の料金やサービス内容も同じように確認して判断材料にいれなければなりません。

技術翻訳の料金相場

技術翻訳は日本語から英語への翻訳で1ワード10円~が相場。比較的高い会社では1ワード20円程を単価に設定している会社もあります。それぞれの翻訳会社の実績とともに、料金も比較検討していきましょう。

技術翻訳が依頼できる翻訳会社一覧

ここでは、技術翻訳に対応している翻訳会社の一部を紹介しています。

ケースクエア

翻訳の特徴

我が国翻訳業界のリーディングカンパニー・翻訳担当スタッフの多くがエンジニアや専門課程の修士号・博士号を持つ専門家で占められているので、高度な知識が求められる技術翻訳でも高品質な翻訳が可能です。

ユレイタス

翻訳の特徴

ユレイタスの最大の特徴は「研究論文の翻訳」に特化していること。研究論文を世界に向けて発表するには英語その他の外国語で記述されていることが最低条件です。ユレイタスでは論文の分野に応じた専門知識を持つスタッフが翻訳するので、研究論文に特有の構成や用語法などかゆいところに手の届く翻訳を提供できます。

クリムゾンインタラクティブ・ジャパン

翻訳の特徴

日英翻訳に加えて中国語・韓国語などアジアの言語にも幅広く対応できるのがクリムゾンインタラクティブ・ジャパンの強みです。翻訳会社には珍しく品質マネジメントシステム(ISO)の認証を取得しており、国際基準の翻訳サービスを実現しています。

アットグローバル

翻訳の特徴

受注から納品までのフローを構築し、安定した翻訳品質を維持しているアットグローバル。クライアントとの打ち合わせから翻訳、チェック、DTP出力に至るまで、すべての工程をチームで処理をするので、個人の翻訳スタッフに任せた場合に起きがちな品質のばらつきを防ぐことができます。

グローヴァ

翻訳の特徴

技術翻訳というと英語など限られた言語でしか対応できない企業もあるなか、グローヴァは世界30言語で技術翻訳が可能です。翻訳作業を効率化するシステム(TraTool、Trados)を導入しており、過去の翻訳ドキュメントを参照しながら翻訳を進めるので、大量案件も迅速に処理できます。

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