映像や音声に関する分野の翻訳を翻訳会社に依頼したいと考えているのであれば、慎重に検討が必要です。おさえおくべきポイントや注意点についてまとめました。
映像・音声分野の翻訳を翻訳会社に依頼する場合、以下のポイントを確認して会社を比較してみてください。
会社によって翻訳の制度が大きく異なるため、高精度の翻訳が可能な会社を選びましょう。これまでの実績などを確認して決めるのもおすすめです。
基本料金の中で対応できる言語が限られているケースもあるので、対応言語を確認しましょう。英語や中国語、フランス語などは対応している会社が多いですが、それ以外は別料金となるケースもあります。
翻訳する映像・音声分野に強い翻訳会社を選びましょう。とくに専門用語が多く使われる翻訳には専門性の高い会社を選ぶことが重要です。
翻訳会社に依頼する際は気を付けなければならないことがいくつかあります。以下に注意してみてください。
映像に翻訳した字幕をつける場合、解像度が高いものを用意しましょう。解像度が低いと大きな画面で見た際に字幕の文字が荒れて見えづらくなることがあります。
映像のファイル形式の中には「MP4」など、再生専用のものがあります。編集ができないので注意しなければなりません。 「AVI」「MOV」「WMV」など、編集可能なものを選ぶようにしましょう。
具体的な料金はどの会社に依頼するのかによって異なります。一例を紹介します。
まず、映像翻訳10分あたりの料金についてです。
英語・中国語・韓国語から日本語 | 日本語から英語・中国語・韓国語 | 伊・仏・西・葡・独・その他から日本語 | |
字幕翻訳 | 16,500円~60,500円 | 27,500円~99,000円 | 27,500円~44,000円 |
吹き替え翻訳 | 27,500円~66,000円 | 38,500円~110,000円 | 38,500円~71,500円 |
※すべて税込
費用はドラマよりもビジネス分野の方が高くなることがあります。
続いて、外国語の映像または音声から日本語に翻訳する音声起こし・音声翻訳についてです。
こちらは英語が10分11,000円~33,000円、韓国語・中国語は11,000円~33,000円、伊・仏・西・葡・独語は13,200円~39,600円程度です。料金についてはよく確認しておきましょう。
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