翻訳会社を選ぶポイントを、料金面でまとめています。
みなさんは翻訳の相場や、どうやって翻訳料金が決まってるかご存知でしょうか?
文字数、専門性、翻訳期間、ネイティブチェック。いろんな要素が組み合わさり、翻訳料金が決定されます。翻訳会社を選ぶ際には、これら要素が絡み合って決定する料金がきちんと明確な料金体系になっているかが、翻訳会社選びの重要な要素です。
料金が安くなればなるほど、翻訳後の文書がチープなものになる。そうやって考える方もいらっしゃるかと思いますが、必ずしもそうとは言い切れません。きちんと企業努力をしてコストを下げ、なおかつ、高品質な翻訳文書を完成させる会社もあるためです。
コスト削減方法として代表的なのが学生アルバイトが翻訳を手がけているケース。たしかに、料金面では目を見張るものの、知見を必要とする専門的な文書を任せるわけにはいきません。料金も翻訳会社選び時の要素ではありますが、質や翻訳スピードとの兼ね合いをしっかりと見極めたいところです。
ある程度翻訳会社を絞った後、次のステップは見積りをとる流れになります。
この見積りによる翻訳会社選びは、どうしても最後は料金比較で最終決断をすることになってしまいます。
料金はもちろんですが、「やり取りがしっかりしているか」や「内容の質」も事前に確認したいところです。
そこで、トライアル制度を提供している会社がある場合は制度を利用してみてください。スムーズに翻訳が進むようでしたら問題ありません。
なかには、発注が確定していなくても無料でトライアルができる会社もありますよ。
さらに、割引が利用可能かも注文前に確認しておきたいポイントです。
ボリュームディスカウントといって、大口の依頼に対して基準となっている翻訳単価から値引きをしてくれる場合もあります。
また、無料見積もりや無料相談があるならば、それらを利用しても良いでしょう。
こういった制度を活用して翻訳会社を選んでいきましょう。
無料トライアルに対応しているオススメ翻訳会社
ユレイタス
文字数が1,000~3,000文字で複数名のチェックが入るなら20.8円~(※1)など、チェックレベル・文字数によって料金が変わります。得意分野の学術論文でも、求める精度によってチェック体制を選択可能です。
※1.2021年10月時点で、公式HPに税表記はありませんでした。
クリムゾンインタラクティブ・ジャパン
チェック者が複数名でネイティブチェックが入る場合、日英翻訳 文字数1,000~3,000文字で文字単価20.4円~という料金体系。医療関連の翻訳が得意ですが、どこまで自然な文章にしたいかによってコースを選べます。
ケースクエア
1文字8円を基準とした分かりやすい料金システムです。ネイティブチェックは、英語1ワードにつき8円で依頼可能(2021年11月時点、公式HPでネイティブチェックを確認ができませんでした)。
得意分野は契約書ですが、内容が専門的な場合は、日英8~16円、英日8~18円と料金が上がります。
※公式サイト上で翻訳の実例や取引実績を開示しており、問い合わせ・見積り対応が最短1時間以内の翻訳会社を、掲載されている実績実例数順で紹介 (ケースクエア:127件、NAIway:89件、ユレイタス:62件)※2021年8月調査時点)