日本ではあまり馴染みのないトルコ語ですが、いくつかの大学では専門コースも作られています。
トルコと日本の交流の歴史やトルコ語と日本語の共通点、トルコ語を取り扱っている翻訳会社についてご紹介しましょう。
親日と呼ばれるトルコの人々ですが、1887年、小松宮彰仁親王がヨーロッパ訪問の途中に足を運んだところから交流が始まったとされています。1890年、和歌山県串本沖でエルトゥールル号が沈没。村民は救助の手伝いをし、そこから親交が深まりました。
長い歴史の中で国交が断絶した時期もありましたが、現在は法人救出や災害援助などで協力し合える状態にあります。2013年は日本の援助により地下鉄が開業し、今後もビジネスや外交での発展が期待されています。
トルコ語は、トルコやブルガリア、ギリシアやキプロス・中近東などで使われています。トルコでは公用語として使用されていますが、クルド語やアラビア語・ブルガリア語を話すトルコ人もいます。
中東で通用する言語のうち、トルコ語だけがアラビア文字で表記されません。宗教などで一体化されているようなイスラム文化ですが、トルコ語はラテン語表記となります。そのためローマ字で表されていることから、イスラム文化を知るきっかけに学びやすい言語だと言われています。
トルコ語の単語は日本語と同じ意味を持つ場合があり、発音や言葉の使い方に共通するところが見つかっています。また、主語+目的語+動詞などの文法的な構成も同じであることが、難しくないと言われる理由でしょう。
例えば「私は鉛筆を買った」という文章は、トルコ語で「Bir kalem aldım」と書きます。簡単に説明すると、日本語の私に該当する言葉が「Bir」、鉛筆が「kalem」、買ったは「aldım」ということになります。つまり文章の並べ方が同じなので、比較的覚えやすいわけです。
ただ、主語や述語の終わりに人称語尾がつけられる点は、日本語との大きな違いとなります。日本語には人称語尾が存在しません。
人称語尾とは、「私は」「彼は」という主語に対して語尾が変化するものです。
トルコ語の翻訳が可能な会社は、クリムゾンインタラクティブ・ジャパンと
グローヴァです。英語のように世界的な共通言語ではないため、対応できる会社も多くはありません。ビジネスや教育・旅行や生活などで必要になったら、翻訳の相談をしてみましょう。
クリムゾンインタラクティブ・ジャパンは、50ヶ国以上の言語に対応している会社です。トルコ語から日本語へは1ワード24円から。日本語からトルコ語へは1字33円からの設定になります。
グローヴァは30言語以上対応の会社で、医薬や特許から一般翻訳まで幅広く翻訳を取り扱っています。トルコ語の翻訳も即日の見積もりをしてもらえるので、問い合わせをしてみると良いでしょう。
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